一貫校設置による動き。

茨城県内の県立高校において中高一貫校設置が策定されていますが、策定通りに推移すると高校から入学を考えている生徒さんは難易度が上がることが必須です。

”中学3年生になったら塾に”、”部活引退してから塾に”と考えている場合は手遅れになってしまう場合が考えられます。早め早めの対策が必要です。

募集定員が下館一高、下妻一高、水海道一高などでは設置年度には280名から240名に減少します。

下館一高(募集定員が280名)では現中学二年生から280名⇒240名へ、現小6生が高校受験時になると更に40名減で200名となり、実質2クラス減となります。

280名⇒200名、募集定員が減れば志願者数が減ると思われますが、今まで以上に入試において点数を取らないと合格が難しくなるのは当たり前です。

更に水戸一高、土浦一高も中高一貫クラスが2クラス設置となります。こちらは設置年度から4年間で段階的に高校生の募集が減り、現小4生が高校受験時には募集定員は160名(実質4クラス減)となります。水戸一高、土浦一高は高校入試ではかなり厳しい状況になります。

県西地域では水戸一高を回避した場合の受験先は・・・お分かりの通りです。

また、東京都の併設型中高一貫校が軒並み完全中高一貫校(高校生からの募集は停止)へ移行した点から断定はできませんが、近い将来、茨城県の併設型の中高一貫校も移行が進むと思われます。

早め早めの対策を!

年度 設置高校 中学受験

対象学年

高校受験

対象学年

備考
2020 下館第一

他4校

現小6 現中3 募集定員280名⇒240名(1クラス減)
2021 水戸第一

土浦第一

現小5 現中2 募集定員320名⇒4年間で段階的に減少。

※下妻第一、下館第一へ受験生が流れるか。

2022 下妻第一

水海道第一

現小4 現中1 募集定員280名⇒240名(1クラス減)
2023 現小3 現小6 下館第一 内進生高校進学

募集定員240名⇒200名(実質2クラス減)

2024 現小2 現小5 水戸第一 内進生高校進学

募集定員160名(実質4クラス減)

※受験生の流れが変わると予想。

2025 現小1 現小4 下妻第一 内進生高校進学

募集定員240名⇒200名(実質2クラス減)